2024年08月18日
残暑厳しい毎日ですが、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?
小中学生のお子さまたちは学校の宿題は無事終わりましたか?
今回は8/12(月)~8/16(金)の夏休みスペシャルウィークの様子をお伝えします。
◆スペシャルガイドツアー◆
普通ごみを燃やす【処理センター】と、資源物を中間処理する【資源化処理施設】の2つの施設をご案内しました。
夏休み中の課題である自由研究の題材にという目的で参加された小学生もいらっしゃいました。
熱心に耳を傾けてくださりありがとうございました。案内をする私たちも大変励みになります。
◆ペットボトルをふりふり!かんたんスライム作り◆
お好きな色水を一色選んでいただき、スライムを作る前に、理科実験のように材料と仕組みについても少しだけ学びました。
お子さまだけでなく、お父さまお母さまたちも一緒に、スライムの感触を楽しまれていました。
◆めざせ脱炭素!クイズラリー◆~8/25(日)まで
施設内を見学しながら、クイズに答えて楽しく学んでいただきました。
「脱炭素」とは、二酸化炭素などの温室効果ガスを出す量を、実質ゼロにすることです。
冷凍庫の効率的な使い方や身体を冷やす野菜など、みなさまご存じでしたか?
◆環境絵画展◆ ~8/25(日)まで 協力:花王グループカスタマーマーケティング株式会社
世界各国で展示されている受賞作品を当館でもご覧いただくことができて大変うれしく思います。
こどもたちの作品には、地球環境を大切に想う気持ちが表現され、未来へとつながるエネルギーにあふれています。
ご来館のみなさまが、それぞれの作品に込められたメッセージを感じ、地球環境にやさしい生活を送るきっかけになることを願っています。
クイズラリーと絵画展は8/25(日)まで開催していますので、是非ご参加ください。
まだまだ暑い日が続きそうですが、みなさま体調管理に気をつけながらお元気でお過ごしください。
またのご来館をお待ちしております。
2024年08月11日
今年の夏も全国的に厳しい暑さが続いております。
暑さ対策をしながら乗り切っていることと思いますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、王禅寺エコ暮らし環境館では、夏休み環境教室を8月3日、4日に開催いたしました。その様子をお伝えしますね。
◆リサイクル工作教室~ペットボトルで砂ろ過装置を作ろう!◆
浄水場で水道水を作る過程で行われる処理を、身近なペットボトルを使って簡単に再現しました。
底を切ったペットボトルを逆さにし、小石、活性炭、砂の順に入れ、その上から泥水を流し入れると泥水がきれいになり、皆さんから歓声が上がりました。
日本では、普段水道をひねれば安全できれいな水が出てきますが、世界ではまだまだ安全できれいな水が出てくる国ばかりではありません。
実験を通してきれいな水を作る過程を少しでも知ってもらえたかな。
SDGsの達成目標6は「安全な水とトイレを世界中に」です。実現のためにも、きれいな水を大切に使ってくださいね。
◆ミニ工作教室~瞬間冷え冷えパックを作ろう!◆
暑い時期にピッタリのミニ工作です!
尿素と色水(食紅を水で溶かす)を使って、簡単に冷却パックを手作りしました。
皆さん、ポリ袋の中に好みの色水を入れるのですが楽しそうに選んでいました。
実際に使う時は袋の上から手で叩いてポリ袋を破き、中の色水と尿素を混ぜます。
「たったこれだけの材料で冷たくなるの?」と思うかもしれませんが、材料の尿素には水に溶けると周りの熱をうばって冷たくなる性質があるのです。
簡単に作れるエコグッズなので、レジヤーやアウトドアでも活躍しそうですね、
お家でも挑戦してみてくださいね。
◆クレーンゲームdeめざせ!クレーン運転手◆
人気のイベントの一つです。クレーンゲーム機を使って、運転操作の疑似体験にチャレンジ!
ボールを「ごみ」に例え、決められた落とし穴の場所まで運転操作をします。
簡単そうに見えますが中々つかみ取ることが難しく、つかみ取っても途中で落としてしまいます。
1回でもボールを運べたら、周りの方から大喝采。成功した方には、「こども免許証」をプレゼントすると笑顔で喜んでいました。
◆資源化処理施設探検バスツアー◆
普段は、立ち入れない資源化処理施設の裏側をバスに乗って見学できるツアーです。
安全管理上 車窓からの見学になりますが、大きな処理設備や実際にクレーンの動く様子や
模型ではなく実物のベール品(ペットボトル・スチール缶・アルミ缶の圧縮梱包品)などを間近にご覧になり、みなさん大興奮でした。
参加者の中には、少しだけ資源物処理の仕組みが分かったとおっしゃっていた方もいました。
◆ウインドサーファーと楽しもう! 海のクリーンアップとキャップアート!!◆
私たちのさまざまな生活場面で利用されているプラスチックは、世界中で深刻化している海洋ごみ問題の一つです。
プロウインドサーファーの金上颯大選手に、海洋ごみやマイクロプラスチックによる問題についてお話しいただきました。
また、川崎市の各地で行っているボトルキャップ回収で集められたキャップを使って参加者と一緒にアートを作りました。
SDGsの14番目に「海の豊かさを守ろう」が掲げられています。私たち一人一人が、普段からごみを減らす努力をすることが大切ですね。
みんなできれいな海を守っていきましょう!
◆物々交換会~みんなでリユース~◆
毎回大好評の物々交換会。
エコ暮らしが求められる昨今、「要らない物だけどまだ使える」「誰かに使ってほしい」という思いで物々交換の取り組みが注目を集めていますね。ごみの減量、サステナブル(持続可能)な社会にもつながります。出品にご協力いただき感謝申し上げます。
◆おもちゃの病院◆
壊れてしまったおもちゃを、おもちゃドクターに修理(事前予約制)していただくのですが、おもちゃが動きだすとみなさん笑顔になります。
物が豊かにある今の時代、壊れたらすぐに捨てるのではなく「もったいない精神」の気持ちで物を大切にする愛着の気持ちが嬉しいですね。
◆スケルトン車展示・ごみ投入体験◆
ごみ収集車の一部が透明になった「スケルトン車」の展示と、実際にスケルトン車へのごみの模型の投入体験ができました。
ごみを入れたとき、中ではどの様な動きをするか間近で見ることができるため、みなさん興味深く見入っていました。
■その他 ❋環境絵画展❋■
開催期間:8/3(土)~8/25(日)まで展示しています。
世界各国の子ども達の作品には、さまざまな地域の環境のことや社会的課題、そして未来への想いが表現されています。
年々世界中で深刻化が進んでいる環境問題。
事実を知り「自分には何ができるだろう」と考え、まずは日常生活の中の何気ない自分の行動に気を留めてみましょう。
※協力:花王グループカスタマーマーケティング株式会社
その他、毎回人気の分別釣りゲーム、スタンプラリーも好評でした。
現在、フランスでは2024年7月26日から8月11日まで「パリ2024オリンピック競技大会」が開催されています。
今回のパリ・オリンピックは、今まで以上にサステナブル(持続可能)な大会を目指し様々な取り組みを実施しています。
一例として、マラソン競技の給水所では、再利用可能なカップを使用してペットボトルの持ち込みは原則禁止としています。
同様に当館においてもプラスチック削減のために、「今、わたしたちにできること」としてマイボトルを利用して給水できるスポットを設置しており、ペットボトルの削減の取り組みを行っています。
また、展示においても資源循環や温暖化対策、自然共生について楽しく学ぶことができる施設です。
夏は、屋外へのお出かけが多い季節。
今年は平年より早く暑い時期が始まり、熱中症搬送者が急増しています。
期間限定ですが市内の公共施設を、外出時等の熱中症予防のため、一時的に暑さをしのぐ場所として利用できるようになっています。
「かわさきちょこ涼(すず)」として、当館の施設も開放しています。お出かけの際には、お立ち寄りになってください。
猛暑の折、皆さま熱中症にお気を付けてお過ごしください。
環境館スタッフ一同、またのご来館をお待ちしております。