2021年夏休みミニイベントを終えて
真夏の日差しが照りつける日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今夏、日本の最大イベント東京2020オリンピック競技大会が閉幕しました。
開催期間中は、ご自宅のテレビで各選手の活躍を応援して過ごされた方が多かったのではないでしょうか。
さて、王禅寺エコ暮らし環境館でも夏休みミニイベントを8月6日~7日に開催いたしました。
その様子をお伝えしますね。
◆リサイクル工作教室~ペットボトルで砂ろか装置を作ろう!◆
小学1年生以上を対象に、普段使っている水がどのようにきれいになるのか、自分で作ったろ過装置で実験を行いました。
下から小石、活性炭、砂の順に入れその上から泥水を流し入れました。あら~不思議!水がきれいになりました。皆さん驚きの表情です!
水がきれいになる原理を学べたと思います。これからもきれいな水を大切に使ってくださいね。
◆リサイクルミニ工作~ペットボトルビーズでブレスレットを作ろう!◆
ペットボトルを小さく長方形に切ったものに、好みの色を塗りオーブントースターで温めるとかわいい筒型のビーズになります。
そのビーズをつなげると、夏らしい涼しげなブレスレットが出来上がりました。
「オリジナルのブレスレットができた!」と大喜び。普段使いやお洋服と組み合わせてみるのも素敵ですね!
◆手選別体験◆
王禅寺資源化処理施設では、家庭から収集されたペットボトル・缶は手選別室で人の手により仕分けをしています。
今回新たに、実際使用している機械を小型にしたもので仕分けの擬似体験ができるイベントコーナーをもうけました。
流れるコンベアー上で、リサイクル出来るペットボトルのみを手で拾い上げ選別していきます。
「さあ~コンベアー上におもちゃ、金属の貯金箱、プラスチックのお皿など混ざって流れてきましたよ~上手く選別できるかな~?」
上手く選別できたら「こども手選別員認定証」の賞状がもらえます。
皆さん上手に手選別が出来ていました~!引き続きお家でもしっかり分別してくださいね!
◆燃料電池実験~水素で車を走らせよう!◆
水素を燃料とする燃料電池。環境にやさしい次世代エネルギーとして期待されています。
そういえば、東京2020オリンピック競技大会の聖火台や一部聖火リレートーチにも水素を燃料として利用されていましたね。
小学校1年生以上を対象に、水素と酸素を合わせて電気を発生させる仕組みを学びながら、ミニカーを走らせる実験をしました。
あまり走らなかったミニカーもあり、ご参加の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
◆王禅寺処理センターガイドツアー◆
初めてツアーに参加される方々は関心を示されて出発されました。
特に収集されたごみを貯めておく「ごみピット」の深さを見て、
そのごみの量やごみをつかむ大きなクレーンに驚いていました。
他、スケルトン車展示・ごみを入れた時の様子が見学できるごみ投入体験、スタンプを探して施設内をめぐるスタンプラリーも好評でした。
■その他■
❋環境絵画展❋ 開催期間:8/2~8/22まで
4F見学者通路で展示しております。
世界のこどもたちが多くの人たちに地球の未来・環境について考え、行動するきっかけになることを願って描いた作品です。
絵画を通して、これから私たちに何ができるのかを考えさせられる作品ばかりです。 絵画借入先:花王国際こども環境絵画貸出し事務局
依然として、新型コロナウイルス感染症が収まらないこのような状況の中、ご来館いただき誠にありがとうございました。
また、ご来館いただいた際は感染予防としてマスク着用、検温、手指の消毒などにご理解とご協力をいただき、本当にありがとうございました。
猛暑の折、皆さま熱中症にお気を付けてお過ごしください。
環境館スタッフ一同、これからも皆さまが安心して楽しんでいただけるよう取り組んでまいります。
またのご来館をお待ちしております。